Google Analytics(アナリティクス)はユーザーがどんなキーワードでホームページにアクセスしてくれたのか?、どこらへんの地域の人がホームページを見てくれているのか?、どんなデバイスを使ってアクセスをしてくれたのか?、などユーザーからのアクセスを解析するためにGoogleが無料で提供しているツールです。
アクセス解析を通じて、ホームページの現状把握と課題発見をすること。そして、よりユーザーに支持されるサイトへと改善していくことが大切です。
ただ、このGoogleアナリティクス、様々な情報が解析できるが故にすぐにすべてを理解するのは難しいかもしれません。
Googleアナリティクスを使い始めた初心者の方向けにGoogleアナリティクスの見るべき重要ポイントをまとめてみました。
今回は、Googleアナリティクスで見るべき7つの重要なポイントのうちの一つ、「セッション数・ユーザー数」についてご説明します。
セッション数・ユーザー数とは
アクセス解析で分かりにくいものの一つとしてあるのが、「セッション数」と「ユーザー数」の違いです。
セッション数・ユーザー数は、Googleアナリティクスの左メニューから「ユーザー」⇒「概要」で確認できます。
お客様がWebサイトを訪れた回数です。
Webサイトへ訪問したお客様の数です。
セッション数 ≠ ユーザー
上のQ&Aを見てみても、どこが違うの?と思われるかもしれません。
例えば、ユーザーが朝に一度訪問し、夜にまた同じサイトに訪問した場合には、「セッション」は2回としてカウントされ、ユーザー数は1とカウントされます。
つまり、延べ何回Webサイトを訪れたかを示す数字がセッション数となり、訪問したお客様の数がユーザー数となります。
※ ユーザー数がセッション数より多くなることはありません。
ユーザー数は「ユニークユーザー」とも呼ばれ、端末や回線ごとに1カウントされます。
セッションのカウント方法
下記の場合には、同じユーザーが同じ時間帯に訪問していても、新しい1セッションとしてカウントされます。
- 異なるブラウザで同じサイトを訪問した場合
- 訪問中に日付が変わった場合
- 訪問者が30分以上経過してから、再び同じサイトに訪問した場合
(30分以内に何度同じサイトを見ても1セッションとカウントされます) - …etc
まとめ
Googleアナリティクスを読み取れるようになると、サイト運営に必要な目標や問題対策を立てやすくなります。
セッション数・ユーザー数はお店における「延べ来客数」と「来客数」にあたるもの。
Webサイト自体の人気度を示す数値でもありますので、しっかりと把握していきたいものです。