ホームページを運営していくにあたって、検索エンジンからどれだけのユーザーがホームページを見つけてくれて、そして実際にクリックして見てもらえるかは重要です。
SNSや動画など様々な情報発信の手段がある現在でもホームページの流入経路の多くを占めるのは検索エンジンからの流入です。
検索エンジンからの流入を増やしていくには、ホームページ自体を検索エンジンに好まれる状態にしていくことが必要です。

ホームページを運営していく上で大切なSEO(検索エンジン最適化)で重要なチェックポイントは5つあります。
3回目は三つ目のチェックポイント「キーワード率」についてまとめてみました。

キーワード率を適切にする

主要キーワードを適度に含め、使いすぎに注意してください。下層ページのキーワード率も忘れずにチューニングすること。

検索エンジンでそのページの内容を読みに行っている検索ロボット(クローラ)はタイトルだけで決めるわけではありません。本文中に含まれるキーワードの使用率をチェックし、タイトルにあったページかどうかをきちんと見極めています。

特に画像に注意が必要です。検索順位を決めている検索ロボットは写真を見ることができません。テキストや画像の代替テキストなどの文字情報を確認し、ホームページの内容を把握しています。検索ロボットにホームページの内容を正しく把握してもらうためにキーワードを適切な比率で使用することが大切です。

キーワード解析ツールのご紹介

キーワードの使用率を確認できるツールは、無料Webサービスとしていくつか提供されています。

SEOツール【ohotuku.jp】キーワード出現率チェック

キーワード使用率のチェックポイント

検索ロボットは使用頻度の高いキーワードを元にホームページの内容を把握し、検索順位に反映しています。
重要なキーワードを3%〜5%程度に調整し、使い過ぎには注意をしてください。

また、ページ内容と関係のないキーワードを多数詰め込む

ぜひ自分でチェックしてみてください

ホームページは制作会社に依頼して作ってもらったから大丈夫!そんな方も要注意です。
私たちにご相談いただく方の多くはプロに依頼をしてホームページを制作されていますが、デザインはバッチリでもこんなところが抜けていて、結局見てほしいユーザーに見てもらえない。そんなケースが多くあります。

気をつけていただきたいのが、表記のぶれ。
例えば、「注文住宅」が「オーダー住宅」など他の書き方と混ざっているような場合は、統一した方が効果的です。
同じ意味でも検索エンジン上では違う捉えられ方をするケースもあります。

また、こんなケースもあります。
ページの下の方などに関連したキーワードを列記したりしていることもあります。
こちらについてはあまりキーワード率の改善の役には立たない結果になることと、場合によっては検索エンジンからマイナスの評価を受けかねないので注意が必要です。

通常は、自然な文章を入力していけば問題ないはずです。
念のため「キーワード使用率」のチェックツールなどを活用して、自分のホームページをチェックしてみていただけたらと思います。

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